名古屋市青葉区民の散策

超不定期更新。だいたい旅行記。年1くらいでやる気が出ます

この世の終わりみたいな鉄道旅行 仙台→名古屋

祝!ブログ2周年誰も祝わないし、自分も特にうれしくない
 

気が向いたので、復路の記事を書きたいと思います

前回の続きです
仙台滞在中についてはそのうち書きます。そのうち・・

ルート選定

帰りは余裕を持って2日間とした。旅に出る前の体力の計算ができないバカな私は「仙台→新潟→長野とか楽しそう!ギリ間に合う!」などと無謀な計画を立てていたが、仙台滞在中に無理である事を確信した。むしろ18きっぷをみながら「ここから鈍行で帰らないといけない現実」におびえていた(自分で選んだ道)。
 
でも行きと同じという事はつまんない(というか、苦行)・・・という事で、常磐線という往路と並行して走る路線を選択する事にした。出発する数時間前に決めた。
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※なお「震災による代行バス」は非常に本数が少ない。

常磐線ピストンマン

■ここまで
この日は未明まで某氏宅で大富豪や七並べを楽しんでおり、少し寝落ちしてたものの、意識は朦朧としていた
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青葉通(たぶん。確信は無い)に別れを告げる。
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まずは一気に福島県へ。その後は原発事故の警戒区域をバスで進みつつ・・・という予定である。まぁ、とりあえず、いざ原ノ町へ!!
 
 
 
 
 
 
 
 
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どうやら少し寝てたらしい。
ところで、何やら自分にかかる力の向きがおかしい。
進行方向に座ってたはずなのに、電車は逆方向に向かっている。
状況を理解するまで、数分を要した。
 
どうやら、
①意識を失い(寝落ち)、
原ノ町(折り返し)での14分間も全く気付かず、
更に発車して10分後の地点で起きた・・・という流れらしい。
ここに、旅程の崩壊が宣告された。
 
 
 
あ ほ く さ
辞めたら?この旅行
 
 
 
急遽、今後の旅程についての検討を行った。
この先にある代行バスは非常に本数が少なく、常磐線内で16時頃(7時間後)まで待つ必要があることが確認された(Yahoo!路線アプリより)。
「また戻って行き道と同じルートで帰るのは憂鬱な気持ち」と「7時間もこんな所で何をするんだという気持ち」で激しく葛藤。議論は紛糾した。(脳内で)
 
考えていた途中、「磐越東線」という路線の存在が発見される。折衷案として「いわきから再び常磐線に戻る」という寝起き特有のアホ案が即座に採用された。
 
今思えば「しばらく松島で観光」「付近に時間を潰せる場所があるかも」「また仙台に戻る」などして16時前まで待つ案が考えられたが、寝起きの私にはそんな余裕は無かったようである。というか、寝落ちして折り返してた線路をまた折り返す気力も失せていたと思う。
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限界路線

結果的に、私が仙台から乗ってきた「仙台行き」の電車を降りた(支離滅裂な思考・発言)
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福島県の実質的な県庁所在地である(戦争が始まる音)。
適当に選んだ磐越線であったが、どうやら終点のいわきまで行くのは1日に片手で数えられる程らしい。今更、恐ろしい領域に自分が踏み込もうとしていることに気付く。天気もあまり良好ではなく、もし運転見合わせとかになったら・・・
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何だ何だこの景色は・・・一体何を間違えてこんな地に踏み込んでしまったのだろうか(すべては寝落ちしたのが悪い)
この先に本当に大都会いわきが待っているとは到底思えない景色が延々と続き、不安の余り列車内で爆睡してしまった(学習能力0)
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いわきに到着した。直前までド田舎自然豊かな景色が続いたので都市の存在を疑いかけたが、期待していた程の規模ではないがちゃんと辿り着くことができた。

無駄ないわきダッシュ

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時間的に昼食の時間だったので、近くのコンビニで昼食を購入した。暫く駅の外でコンビニを探していたが、帰ってから改札横にセブイレを見つけた。時間の無駄だった。駅のホームでパパッと食べ、いかにも都会に向かいそうな感じのある綺麗な車両に乗り込んだ今、ふと違和感を覚えた。
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これ↑の椅子に座った瞬間、自分が身軽である事に気付いた。連泊していたので、荷物は多かった。あれ・・・おかしいなぁ・・・リュックサックが無い・・・
 
可能性①駅ホーム・・・昼食食べてる時も無かった、違う
可能性②コンビニ・・・そういえば駅まで歩く時も背負ってなかった気がする、違う
可能性③前の電車・・・そういえば網棚に載せて・・・あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙
 
 
 
当然、猛ダッシュ(当社比)していたので写真は無い。リュックサックは所謂貴重品を入れる方ではなかったので、盗られた場合のリスクは低い・・とは言え荷物は荷物。少ない本数の路線なので、折り返していたらもっと大変な事になった。
しかしダッシュも空しく、乗る予定だった↑の電車はスーッっと去っていった・・・・
 
今後の旅程についての検討を行った(本日2回目)。
すぐYahoo!アプリの確認をし電車は1時間に1本があることを確認。
「次の電車でも、まともな時間に東京に辿り着くことはできる」とわかった。
 
都会と比べれば明らかに本数は少ないとは言え、やさしい世界である。
勝田・水戸・土浦などを通り、どうせなんもない茨城県を華麗にスルーして東京都心に舞い戻ってきた。一昨日以来である。
 
 

もう寝たい

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JRに飽きたので「この時間なら地上でも地下でも景色無いのは同じ」等と意味不明な理由で地下鉄を利用した。
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途中、渋谷とかいうガチの大都会を通った。巨大地方都市仙台から始まり、信じられない程田舎の地域を通ってこの景色を見ると、日本の広さを改めて知るような気持ちになった。というか、往路より移動の達成感がある気がする。
 
ここから、明日の移動を楽にする為に、もうちょっとJRで先に進むか・・・と一瞬思ったが、新宿の某飲食店に入り、座席という「「人権」」を得た瞬間に、「このまま今すぐ休みたい」というお気持ちが発生した。泊まれる所を適当に探した結果、
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神奈川県戸塚市・・・と思ったらここも横浜市らしい。着いてから知った。
箱根駅伝くらいの印象しかない場所だが、ここで泊まる事にした。今決めた。
雨の中初見の町を歩いて宿泊地到着。

約束されたZEKKI

最終日の行程に余裕を持たせる為、目覚ましを早めにセットした。
ただしっかりセットされておらず、疲れからか眠りも深かったのか・・・見事に絶起。 
知 っ て た 
 
早起きできたら、行きと少し違う迂回ルートで・・・と思っていたが、起きた瞬間にその計画は破綻した。
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あとは気力で行きと同じルートで帰るのみである。興津駅で乗り換える予定だったのに清水駅まで寝てた以外に特にイベントは発生しなかった為(また寝落ちかお前は)、話を一気に静岡の西端まで進める(強引)
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詰め詰めの予定で旅をしていても仕方ないので、途中弁天島で降りてみた。実は過去にも降りていて、浜名湖の絶景を楽しめるのでまた降りてみた。絶景の写真を載せるべきだが、過去写真を探すのがそろそろ面倒になってきたので、気になる方は見に行ってください(丸投げ)

旅の最後の癒し

いつだったか覚えてないが、旅の途中から刈谷で知り合いに会う事になった。ちょうど高校からの帰り道と刈谷駅を通過する時間が被ったようだ。個人的には苦痛な旅を挟んで再び「人と会話する」という機会を得たので、非常にうれしかった・・・が、コミュニケーション能力が低いのであまり話せなかったけど。とりあえず、コメダ珈琲はおいしい、全人類の癒しである(宣伝)
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この旅を思い出すと非常に疲れるので、当時の疲労を想像させる怪しい日本語が連発しています。
 
 
 
 
 
この後、某用事で、名古屋から先は特急課金をして帰宅する事になった。
ここまでの貧乏旅は何だったのか?何の為に時間を掛けたのか?と言われそうだが。。。
 
 
 
大切なのは効率ではない。
達成したという気持ちが大切である。
 
(突然の吹っ切れ)(そんな事1mmも思ってない)
 
今回の記事は終わり方が最悪ですが、以上です
もし次回が存在したら、その時はよろしくお願いします
 
<今回の旅の学び>
しっかり寝ろ
 
またどこかでお会いしましょう